職場の年上の同僚と両親の話をしていて気づいた、今健康であることへの感謝。
ここ数年自分の両親の体力の衰え、体調不良、入院等いろいろなことが起こっています。
父は癌になり、母が死を強く意識した時期話したことが印象的でした。
「もっと旅行して会いたい人に会っておけばよかった。」
いつもエネルギッシュに自分の信じる道を歩んできた母。
彼女から後悔する言葉を聞いたことがなかったので、
非常に驚きました。
私はそれからというもの折に触れて
「他人を優先せず、とにかくやりたいことを計画的にやっていってね」
と両親に話しています。
そうしないと、人生は思ったよりあっという間に終わりを迎えてしまうのです。
両親の本当にやりたかったこと。
健康を害したことで、本当に大切にしていることがはっきりわかったのだと思います。
人間はすぐ忘れてしまうもの。
日々の忙しさに紛れて、大切だと思っていることでも忘れてしまうのです。
人生の目標も忘れてしまう。
紙に書いて毎日当たり前すぎることを思い出す必要があると聞いたことがあります。
両親にやりたいことをできる限りやってねと話をしながら、
私自身も自分に同じことを、忘れないように言い聞かせています。
同僚は高齢の親の体調不良なので頻繁に病院に面会に通ているそう。
あと何度元気に両親と会えるのか。
私達夫婦も、その回数は思ったより少ないのではないかと話しておりました。
子育てと仕事で手一杯な現状ではありますが、
高齢になってきた両親に手助けを求めることがいつまでできるかは、
本当にわかりません。
子育てと両親の体調不良、仕事盛りが全部重なる可能性があります。
その中で自分は、自分の人生の目標を見失わず突き進んでいけるのか。
私自身も両親に話していることをそのまま自分に言い聞かせます。
「やりたいことを今すぐやる」
両親や子供たち、自分たち夫婦が今日も健康であることに感謝しながら
一日を終えます。
感謝をしていた人々はよく眠れるようになり、より多く運動をするようになり、身体的な不調も減ったのです。
出典:ハーバードの人生を変える授業 タル・ベン・シャハー
コメント