子どもと読書

大量の読書をする子どもたち

我が家の子どもが家で過ごすときの大半は読書をしています。

一番上の子どもが読書をよくしている影響もあり、

下二人も本をよく読みます。

二週間に一回図書館に行き、本を40冊程度借ります。

一番上の子どもは小学生一年生ですが、

借りてきたその日に数時間で全て読んでしまいます。

二番目の年中の子どもは、

最初は絵のみで理解して本を読んでいましたが、

年少の終わりごろから文字が読めるようになり、

年中の今では絵本の音読ができるほどになりました。

テレビから本への移行

平日は一度もテレビを見ることが無い日がほとんどです。

子育てに特に困難さを感じていた数年前の時期は、

ひたすら子供にテレビを見せることでなんとか乗り切っていました。

徐々にその状態から移行し、

ここ1,2年で子どもは家にいる大半は読書をして過ごし、

たまにテレビを見る程度になりました。

子どもが生まれてから、

今まで全く見ていなかった教育テレビを見るようになりました。

大人が見ていても興味深い番組がたくさん。

子どもにもたくさん見せて、

知らない世界を知ってほしいという気持ちになりました。

ただ、

ある時期からテレビを見ながらのご飯はやめたいと思うようになりました。

我が家にはテレビに録画機能が無く、

放送時間に好きな番組を見るしか選択肢がなかったので、

テレビを見ながらご飯を食べていました。

ご飯を食べながらテレビを見ていると、

子どもは全くご飯の内容など見ずにただ口に運んでいて、

ひたすら餌を食べさせているような感覚になっていました。

家族みんなで話をしたり、

食材を味わったりすることを大切にしたいと思っているのに、

逆のことをしている。

やめよう。

そう思い徐々に食事の時に見るテレビ番組の数を減らしていき、

最終的にテレビをつけずに食事をするようになりました。

最初は残念がっていた子どもたちですが、

徐々に慣れていき、

今ではテレビをつけようともしません。

だらだらテレビを見ることもなくなったので、

その分の時間で読書時間がさらに増えていきました。

図書館に通う習慣

一番上の子どもは年中、年長と年齢が上がるにつれ

文字を読めるようになり、

その読むスピードも速くなり、

私の読み聞かせの際の読み間違いも指摘するほどまでになりました。

本を読むことが大好きなので、

読む本の量がどんどん増えていきました。

コロナ禍ということもあり、

家で過ごす時間を楽しくするために、

図書館の本を借りるようになりました。

最初は10冊程度。

それではすぐ読み終わってしまうので、

自分の図書カードと子供の図書カードで20冊。

コロナ禍子どもを連れて出かけるのを控えていたので、

大人一人で本を借りに行っていました。

休日の午前中の全員で過ごすことのできる大切な時間を使っていたことと、

一人では大量の本を選択することが大変になってきたこと、

運ぶのが重くて大変だったので、

今年に入ってから家族全員で図書館に出かけることにしました。

子どもに本を選択する機会を与えることもできます。

楽しそうです。

今では40冊借りてみんなで運んで帰ります。

本をすべて購入していたら、

気が遠くなるほどの金額です。

とても対応しきれません。

ミニマリストの観点からも、

大量の本を所有して管理することは避けたいです。

図書館は本当にありがたい存在です。

幼少期の読書を重要視する理由

人生の岐路に立った時など、

読書はあらゆる知恵を得られる大事な習慣だと思っています。

子どもを読書好きに!という気持ちは強かったのですが、

まさかここまで子ども全員が本を読むようになるとは想像していませんでした。

現代は昔に比べて子どもたちの楽しみはたくさんあります。

大人ですらスマフォを常に構っていて、

自分の時間の多くを投入してしまいがちです。

現代ではそのコントロールを意識するかしないかということが、

人生の時間の使い方を左右してしまうほど。

子どもの時期、

時間が無限にあるのではないかと思うほどの自由な時期に、

コントロールが非常に難しいSNS等に時間を奪われ過ぎないでほしいと、

強い願いがあります。

単純に得られる快楽では、

本質的に幸せにはなれない。

子どもが大きくなるにつれ、

スマフォ等を使う時間が多くなるのは自然な流れ。

親がある程度管理の行き届く幼少期の時期に、

できるだけそういったものは意図的に排除して、

読書の良さをできるだけ経験しておいてほしいと考えています。

この先子どもが大きくなってくると、

スマフォの使用にどっぷりつかる時期が訪れると思います。

ただ、幼少期の読書経験は記憶として一生忘れることのないものとして、

体の中にずっと残るのではないでしょうか。

読書の経験が浅いと、

スマフォで得られるネット上の情報のみに頼ることになります。

非常に素晴らしいツールではありますが、

SNS等の情報は仕組み上情報の偏りが発生します。

読書とネット両方の情報源があると、

より人生は豊かになっていくのではないかと

個人的に思っています。

私自身も忙しいと思い込み、

暫くはできないのではないかと思っていた読書。

朝5分。

一日の始まりに一番やりたいことをやる。

起きてすぐに読書を続けています。

人生が楽しくなりました。

いきなり大きな変化ではなく、

スモールステップから人生を変えていきましょう。

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