繊細さん3/4

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前回に引き続き、

「気が付きすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本(飛鳥新社)を読んで思わず、

そうそう!

と声に出していってしまった部分、「のびのび働く技術について」をご紹介します。

いつも私だけ忙しい

「同僚のフォローをしているうちに、大変な仕事が自分に集まるようになった」

「やらなきゃいけない仕事があるのに、みんな忙しくて手が回らないから、

私が引き受けて夜遅くまでやっている」

職場における繊細さんたちの「最大の悩み」は、とにかく忙しくなりがちなこと。

「もう少し時間に余裕が欲しいと思って転職するけれど、どの仕事でもいつの間にか忙しくなる」

繊細さんは非繊細さんより多くの物事に気づくため、気づいたことに片っ端から対応していると、処理する量が単純に多くなり疲れ果ててしまうのです。

「気が付きすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さんの本」武田友紀(飛鳥新社)

今現在は時短勤務で誰かの仕事のフォローをする状況ではないのですが、

周りの人が忙しそうだと手伝いを頼むのをやめて仕事をため込んだり、

気づいたことをいろいろと処理しようとして仕事が押し寄せてきて

頭がごちゃついて混乱することがよくあります。

ある繊細さんは時間に余裕が欲しいと転職するも、

どの仕事でも同じことを繰り返しているとのこと。

仕事が多く感じて、

残業もできないこともあって、

処理しきれず仕事がつらくなっているので、

転職したいと考えています。

しかし、どこに行っても同じことになる可能性について考えていませんでした!

4年後を目途に転職をと思っていますが、

まずは環境ではなく、

自分の仕事の進め方を変えてみることにチャレンジしてみようと思いました。

「気づく」と「対応する」を分ける

気づいたことに半自動的に対応するのではなく、

対応すべきものと放っておくものを自分で選ぶ必要があります。

具体的には、自分の行動を「気づく」と「対応する」に分けて考えます。

①気づくのはOK

繊細さんは、作業する、メールを見る、といったごく普通の行動をしているだけで、

次々と改善すべき点に気づきます。

繊細さんにとって「気づく・気づかない」は、

自分の意志でコントロールできるものではないので、これは受け入れる。

②対応するかどうかは自分で選ぶ

気づいたことに対応するかどうかは、自分に余裕があるか見ながら判断します。

サクっと状況を伝えられるなら対応してもOK。

芋づる式にやった方がいいことが出てきたら、いったん手を止める。

時間をかけてでもやるべきことなのかを考え、

時には「気づいても対応しない」という選択も必要。

なぜかいつも忙しくなる、仕事が溜まっていく。

そんなときは「気づいたことにすべて対応しようとしていないか?」を考える。

心身ともに健康に働くためには「対応すべきことを自分で選ぶ」「致命傷でなければ、対応せずに放っておく」ことがとても大切。

「気が付きすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さんの本」武田友紀(飛鳥新社)

芋づる式にやるべきことが出てきて、あれもこれもとなり仕事がどんどんたまっていきます。

今の自分の時短勤務では、当然残業で穴埋めすることもできず、

人に頼むのも限界を感じることがあります。

無理してまでやることなのか、いつも自分で自答自問していました。

この項目の最後に書かれていた、

「心身ともに健康に働くためには」

という部分がとても大切だと思いました。

仕事よりも、自分の心身の健康が大事。

この大原則を忘れてはいけませんね。

対応すべきことは自分で選んでいいし、

致命傷でなければ放っておくのも逃げ道として必要。

葛藤疲れをなくすマイルール

「電話が鳴るたびに、とるかどうか悩む」

「周囲への配慮」(みんな忙しそう)と「自分の利益」(でも私も忙しい)が対立する場面では、さまざまな考えが頭をめぐり、何もしていなくても疲れてしまう。

葛藤疲れを防ぐには、マイルールが有効。

電話を取るのは3回に一回だけと決めるなど、ルールに基づいて判断する。

「上司に質問したいけどどうしようか」

「食器を片付けてから寝るか、翌朝片付けるか」

などの毎回のように生じる悩み、

悩む時間がもったいないと思える場面で特に有効。

ルールによって、際限なきシュミレーションを止める。

このルールに慣れてしまえば、

「こうしよう」「ああしよう」「でも・・・」と考えることなく行動に移せます。

「もし/ならば」という形で作ってくのがよい。

・もし電話が鳴ったら、3回に2回は無視し、3回に1回とる

・もし上司に質問しようか悩んで10分経ったら、席を立って聞きに行く

「気が付きすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さんの本」武田友紀(飛鳥新社)

人に何か頼む、質問するときに「周囲への配慮」(みんな忙しそう)と「自分の利益」(でも私も忙しい)の葛藤疲れが起こっています。

何年振りかに仕事をしていて知識がないので聞かなければならない。

残業ができないので人に頼み続けなければいけない。

この連続で疲れているのに加えて、

周囲への配慮と自分の利益の間で葛藤疲れも大量発生。

電話もお客様対応も、周囲の配慮もあって最初のころに比べれば大分葛藤しなくなりました。

自分で悩んだり、調べて分からないことがあって10分経って解決しなければ

人に聞くというルールにしていこうと思います。

これで時間の浪費も減りそうです。

まとめ

どんどんやるべきことを増やして、気が付くと忙しくなっている。

致命傷でなければ、放っておく。

なぜなら自分の心身の健康より優先するものは他にないから。

「周囲への配慮」と「自分の利益」のはざまで疲れるときは、

マイルールを作り、忘れないよう習慣化する。

際限なきシュミレーションを止める。

そうすることで、自分の仕事への疲労感を軽減できそうです。

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