逆境を経験すること

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子育てしながらの仕事復帰をして数か月。

人生で味わったことのないような困難に直面し、

本当に自分の人生で何をしたいのか考えました。

最近の朝読書で読んでいる本は

”「幸せ」についてしっておきたい5つのこと”(KADOKAWA)

簡単にさらっと読みやすい本でした。

この本の中で印象的だった部分について紹介します。

人生で一番後悔していること

オーストラリアのホスピスで余命数週間の患者にきいた人生で一番後悔していること。

第一位 「人の期待に応える人生ではなく、自分に正直に生きる勇気が欲しかった」

第二位 「あんなに働かなければよかった」

第三位 「勇気を出して自分の気持ちを伝えればよかった」

”「幸せ」についてしっておきたい5つのこと”(KADOKAWA)

 仕事に追われて、自分を振り返る時間を失って、知らないうちに自分の人生でやりたいことを見失いそうになっていました。

 スケジュールを考えるとき、家庭をどこまで優先させるか葛藤する瞬間があります。

迷ったときに「今日が人生で一番最後の日だったらどうするか」いつも考えるようにしています。

自分が正直にやりたいと思っていることを思い出させてくれます。

仕事ではなく自分の家族との時間を優先させたい。

自分の家族との時間のために仕事をしていることを忘れない。

第一位と第二位はいつも自問自答していることでした。

第三位に関しては、両親も含めた自分の家族、周囲の人に感謝することで、

完全ではありませんが実現できていることがあると思いました。

後悔の少ない人生にするために、心に刻んでおきたい教訓です。

ネガティブな感情には機能的な働きがある

「罪悪感」モラルや自分の価値観に反することをするとそれを正せと警告してくれる。

「怒り」あなたやあなたの大切な人に危険が迫っていると教え、行動を起こし、大切な人を守れと奮い立たせてくれる。

「悲しみ」は一時撤退して状況を確認し、再起を図るチャンスをもたらす。

”「幸せ」についてしっておきたい5つのこと”(KADOKAWA)

特に、「怒り」「悲しみ」についての解釈が心に響きました。

自分が職場で経験しているつらい出来事。

そのことに「怒り」を覚えたとき、

自分に危険が迫っていることを教えてくれ、行動を起こし、自分を守れと奮い立たせている。

そのことに「悲しみ」を感じたとき、

一度立ち止まって、状況を確認しました。

徐々に再起していくチャンスにつながっています。

すべては自分の中の平穏な状態を取り戻すための、プロセスだととらえる、

新しい考え方でした。

「怒り」「悲しみ」を感じたとき、

なんども思い出して今自分がどこにいるのかを確認しようと思います。

逆境を経験することとポジティブな感情

逆境を経験することで日常的な幸せにより感謝するようになる。

悲劇に遭遇すればするほど、人は日々のささやかな喜びを大切にするようになる。

”「幸せ」についてしっておきたい5つのこと”(KADOKAWA)

まさにこれを今回経験しました。

つらい思いした分だけ、今ある幸福を感じるようになりました。

つらい経験をしたにも関わらず、

以前よりも今ある幸福に気づくことができるようになり、

感謝の気持ちを持つようになりました。

自分の幸福とは、

自分が健康でいること。

家族が健康でいること。

当たり前のようにあるその幸福の土台があることで

自分は仕事に行くことができている。

幸福の土台に乗ったうえで、仕事の困難に直面している。

自分の健康、家族の健康がなければ仕事に行くともできず、

悩むことすらできなかったと気づいたとき、

自分にある幸福に気づいたのです。

痛みは避けられないが、苦しみは選択できる

仏教では「痛み」と「苦しみ」を異なる個別の現象ととらえる。

生きていれば誰もが痛ましい出来事を経験する。

それは不幸なことだし、当然経験すれば傷づく。

しかし、傷を持ち続けるか、心の中でさらに膨らませて未来に引きずっていくかは、

あなた次第。

考え方の癖は変えられるし、痛みを大ごとにするかどうかも自分で決められる。

痛みは避けられないが、痛みの程度はコントロールすることが可能である。

”「幸せ」についてしっておきたい5つのこと”(KADOKAWA)

不幸なことは誰にでも起きる。

しかし、そのことに対する自分の心の反応は自分で選択することができる。

その反応次第で、

自分の未来まで不幸を引きずっていくかどうかが決まる。

他人からの自分の評価に傷つき苦しみましたが、

その評価に自分が価値を感じていないと気づいたとき、

そのことがどうでもいいと感じるようになりました。

また気になってしまう瞬間が訪れるかもしれませんが、

他人の評価は自分では変えられないもの。

自分で変えられる部分にのみ注目していこうと考えています。

そういった考えを持つことによって、

痛みの程度をコントロールできるようになってきました。

こういったことも、今後の人生を生きていくうえで

大きな学びになりました。

まとめ

自分が傷つくような出来事があったことによって、

その分大きな気づきがあり、

自分の残りの人生の幸福度が上がったと感じます。

逆にラッキーだったのではないかと思うくらい、元気になってきたのかもしれません。

読書することで、

自分の中の気づきを増やせました。

ぜひ、つらい気持ちになっている方がいらっしゃいましたら、

”「幸せ」についてしっておきたい5つのこと”(KADOKAWA)を手に取られてはいかがでしょうか。

自分にある幸福を発見し、幸福度を上げられるかもしれません。

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