自分だけではない

子育てと仕事

「あの子が離婚して実家帰って来たんだって。」

週末実家に帰ると、親からそんな話が。

ここ1、2年の私は明らかに「人生のターニングポイントになった」と言う時間を過ごしていた。

辛い時期をやり過ごすために、出産後はなかなか会っていなかった友人たちとたくさん会う機会を作った。

アラフォーにもなってくると、

今まで勢いだけでやって来たことだったりの結果がちらほら出始めて、

病気したり、親のこと、子供のこと、恋人のこと、職場のことなど、

各々の状況の中で結構頑張ってきて、

大変な時期を過ごしたり、

今もボロボロになりながら走り続けていたり、

休憩していたり、

各々色々起こっている。

育てている途中の子供を置いて、実家に一人で帰ってくる心情。

本人が何を感じてどのような状態かはわかるはずも無い。

幼少期は仲が良かったけれど、現在は連絡を取る関係性でもない。

でも地元が同じなので、

そこまで会っていなくても、

本人の人生の経過を断片的に知っている。

田舎の逃げ場のないコミュニティの中で、

どう過ごすか。

時が経たないと、簡単に笑顔が作れないような、苦しさを想像した。

今は接点がない遠い友人のことだけれど。

人生のハプニングが起きているのは自分だけではない。

自分の人生の理不尽さ、不条理さに飲み込まれて、

そこから思考が逃れられない時。

体を動かし、

外に出て、

誰かに会うと言うこと。

スマフォで、

誰かと話すだけでもいいのかもしれない。

スマフォで、

自分から発しなくとも、

何かを見るだけでもいいのかもしれない。

「自分だけではない」

と言うことを思い出すこと。

閉じられた自分の思考に、

風穴を開けてあげること。

自分で自分を助けてあげられるように。

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