子どもの感情を否定していたのか?

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子どもが過度に自己否定的になっている瞬間に親は

子どもの心配事について夫婦で話していた時のこと。

小学生の子どもが度々思い詰めて感情的になることが気になるという話になりました。

母親は先回りして子どもに口出しし過ぎてしまったのか、子どもを見守る寛容さがなかったのか。

父親は心配するあまり、反射的に本人の持つ感情を無意識のうちに否定してしまったのか。

ああなった我が子をどうしたらいいのだろうという問題について話題にしたものの、

こうしていこうという方向性が定まらないまま、

問題だけを空に放ったままその夜は終わりました。

次の朝起きた時に、

やっぱりよく子どもを観察すること徹することが大切なのでは考えました。

反射的に感情ですぐ反応することは避け、

話を聞いて、

言語化しきれなくとも、

感情や状況をただ受け止めることに徹する。

他に自分が気づかない何か重要なポイントはないかと調べてみたことをまとめます。

親が最も大切にしていきたいこと

「自分がダメ」と感じたり、「こうしなければいけない」と思い詰めて感情的になる場合、親が最も気を

つけたいのは「子どもの感情を否定せず、しっかり受け止め、共感して寄り添う態度を持つこと」だそうです。

子どもの感情を受け止める

  • 「泣かないで」「そんなこと気にしないで」など子どもの感情を否定するのではなく、「そう思ったんだね」「悔しかったね」など、そのまま受け入れる声かけを心がけることが大切に。
  • 感情を認めて共感することで、子どもは自分の気持ちが理解されたと感じ、自己否定感の強まりを防ぐことができる。

安心できる環境づくり

  • 家庭が子どもにとって絶対的に安心できる居場所であることが、自己肯定感を育てる土台となります。
  • 子どもの話をよく聞き、無理に結果を求めず、努力や過程をしっかり認めてあげましょう。

親の態度や声かけの注意点

  • 失敗やミスをした時、「どうしてできないの?」など責めたり咎める言葉は控える。
  • 他の子と比較せず、その子自身の成長やチャレンジした過程を具体的にほめることが大切。
  • 親自身が自己受容する姿勢を持ち、自分を責めるのではなく、どんな気持ちも受け入れられる雰囲気にすることも、子どもの「自己受容」を育むために重要。

感情的になっている時の対応

  • 子どもが怒って泣いている時は、まず落ち着くまで待ち、無理に言い聞かせたり教え諭したりしないようにしましょう。
  • 落ち着いた後で、「どうしてそんな気持ちになったのか」一緒に話し合い、次にどうできるかを考える時間を設けると、自己効力感や自己肯定感が高まりやすくなる。

まとめ

親が意識すべきもっとも大切なポイントは、「子どもの感情を否定しない」「安心できる居場所・雰囲気の中で、子どもの努力や気持ちに寄り添う」こと。

大人からするとまだ幼いと思われる小学生ですが、他人から責められていなくても、本人の内面で悩みを抱えやすい繊細な時期なので、親の受容的な関わりが子どもの心の成長に繋がっていく。

職場の人間関係もそうですが、すぐ反応したくなることも、一呼吸おいて相手をよく観察し、

受容的な関わりを心掛けていきたいものです。

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