気づけば、職場復帰をして一年がたっていました。
その間に、経験したことのない危機を何度も感じました。
心身の不調を来し始め、もう仕事を続けるのは困難なのではないかと何度も思っていました。
頭の中は仕事が期限内に終わらない不安感などでいっぱいになり、
仕事を終わらせるには、どうしたら仕事をする時間を作れるのかということばかり。
早朝に目が覚めて、不安との戦いが始まっていました。
周囲からも休職を勧められるが、仕事を休む決断をしないまま。
周囲のたくさんの思いやりに支えられて、今日にいたっています。
周囲のアドバイスに耳を傾けることで気づきがありますが、
自分の中の不調の原因は、自分の中にあり、それは他人がすべて理解することのできない領域。
自分の不調は、自分の体内で起こっている出来事。
自分が苦しくなっているときに、どうすればいいのか。
自分に何ができるのか。
何かを間違えているから、こうなってしまったのか。
ない時間の中で、たくさん、一生懸命考えました。
忘れてはいけないことは、心身の健康より大切なものはないということ。
それを考えたうえで、
仕事を継続するのがいいのかを何度も考えました。
夫にも、両親にも、もう仕事を辞めていいと思うと言ってもらって、
自分の肩の荷が下りました。
でも、今仕事を辞めるに至っていないのは、
今辞めたら後悔するのではないかと、自分が感じたからです。
もう、これ以上はいいのではないかと自分がすっきり思える日が来たら、
今の仕事を辞め、違う仕事をします。
夫との早期退職し、フリーで働く夢を実現するため、
今の仕事をあと3年は続けたいという自分の希望。
3年は、時短勤務ができるリミット。
その間に、自分で稼ぐ力を高めて転職する。
今すぐに行動をということも大事ですが、
育児しながら急激に稼ぐ力を育てるには自分が疲れすぎてしまう。
育児しながら、本業で収入を確保して経済的基盤を持つことで心理的安心を確保しながら、
残りの時間で稼ぐ力を高める。
自分の本当にやりたいようにやる。
でも、問題は現実はそのようになっていないということ。
短時間勤務の環境が整っておらず、かなり無理をして働いていって、
稼ぐ力をつけるとか言っている以前の問題。
やってみて、初めてわかることですね。
想定外でした。
今の職場では、職場の時間軸、職場の人間関係から発生する時間軸に振り回され、自分の生きていたい時間とは違う時間を過ごしていると感じています。
組織に所属していることで、素晴らしい出会いや経験をすることもありますが、
自分は違う場所で自分の速さで生きていきたいという欲の方が強い。
今朝、両学長のライブを聞いていたら、私に向けていっているかもと思いました。
「朝のライブで辛いとつぶやくほどの苦しみ。
親が自分の為に苦しみながら働く姿を見て子どもは幸せだろうか。
転職して収入が減り貧乏でも、元気な親が一緒にいた方が子どもはうれしいのではないか。」
仕事がブラックすぎて辞めたいという教員のつぶやきに、このような内容で返答していたと思います。
ハッとさせられました。
今の職場に残った方が経済的には安定していておいしい職業だから捨てられないという気持ちが、
捨てられない私。
そういう自分がダメかどうかはわかりませんが、
それも私。
ダメかどうかを決めるのは、
他人ではなく、
自分自身。
学長の言葉を忘れないように、
自分のペースで前に進んでいこうと思います。
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